子供っぽい話が続きます
昔は駄菓子屋で爆竹とか五連発花火とか買えたけど、最近の子は駄菓子屋が無くなってどうやってそうゆう花火を買うんだろう?
そういえば爆竹とかが近所で鳴らなくなったなぁ..
私の時代、小学校の頃から中学校にかけて友達と花火で遊ぶことが多かったんです
ポケットには、周りの他の子も、いつもライターとほぐした爆竹が入っていましたし
自転車に筒を付けて、ロケット花火を発射できるようにしていました
前の世代では爆竹よりももっと爆発力の強い
2B弾なるものが売っていたそうですが、私の時代にはすでに2B弾は入手不可能でした。
その時は大学になってまでそんなことをやるとは思いませんでしたね
大学時代のとある夏休みの日、山中湖の友人Tの別荘で落ち合うことになったので、当時の愛車VFR400Rで道志道を走って山中湖に向かったのです。
そして山中湖に着いたら思い出すだろうと思っていた友達の別荘の場所がどうしても思い出せず、その時迎えを要請したのです。
天気も良く、のどかな湖畔を見つめながら友達の車を待ちました。
しばらくして赤い車がやって来ました
Yの車に間違いありません
Yもこちらに気付いたようですが、50mくらい離れたところで止まってこちらの様子を伺っています。
とりあえずバイクに跨ってそちらの方に向かおうとしたところ
何か様子がおかしい....
突然、開いている窓からロケット花火と五連発花火をこちらに撃ってきたのです。
突然の奇襲攻撃に驚き、とりあえずこちらもエンジンを始動し退避して体制を整えます
「野郎! ヤル気だな」と思っても武器が無いためとりあえず花火が当たらないように逃げますが
「さて どうやって反撃するか」
このころは20年前なので今のようにバイクに乗りながら使える気の利いた、電動ハンドガンはありません
こういった武器を持っていれば、近付いて窓の中にBB弾を15発/秒でぶち込んでやるのですが
丸腰状態でした ところが
道端に空き缶が落ちてる!
とりあえず拾ったらいよいよ反撃しなければなりません、雷撃進路に入ります
まず一発目を威嚇発射したら、車に傷つくことを恐れてYも講和を持ち込んできました。
この時は、VFR400Rは被弾ゼロでしたので講和を受け入れました。
夜になって、花火を撃って遊んでいたときに、Nが5連発花火を撃ちそうな素振りを見せてきたため、ヤバイと思い直径20mmx50cmくらいの大型花火をいつでも反撃できる準備をしました
酔って来るとシャレで花火を人に向けて撃ち込んできかねないので、油断はできないのです
彼らY商大自動車部では合宿の恒例で、合宿の最終日に5連発花火とロケット花火を装備して、バイクヘルメットと長袖で防御して、2チームに別れて撃ち合うゲームで鍛えられている為、人に向けて花火を撃つことに躊躇しないのです。
Nは、夏合宿が近くなると浅草の花火問屋に大量に5連発とロケット花火を仕入れに行き、車のグローブボックスにいつも装備しているほどのマニアです。
こちらとしては今手に持っている20mm花火を被弾させたら相手はシャレで済まない状況にはなるのは分かった上で躊躇せずに発射する積もりでいました、後先考えず必ず反撃する気迫が相手に伝わったようで、20mm花火の傘でこちらの平和が保たれていました。
とりあえず相手が武装解除するまで油断できないため、20mm打ち上げ花火とターボライターを握り締めてお互いに緊張していました。
そんな緊張をよそに、他の連中が空に向けてロケット花火で弾幕を張っているのがきれいでした