歴代私の愛車たちの紹介 四輪駆動編

不思議な縁からこの車を手に入れることが出来ました

SJ30を所持してから、ジムニーについて調べてゆくうちに、SJ30ジムニーには先代が存在し、それはジープに似た外観を持っている

つまり軽自動車のジープです。

すでに20年以上前の車のためほとんど見かけることの無い車ですが、四駆雑誌などでは使っている人もいて未だにパーツも販売されているのです。

いつかこの車に乗ってみたいと思っていたのです
今から思えば無意識に引き寄せの法則を利用していたのです

ある日突然、ジムニーをくれると言う話が友人からもたらされました
古いジムニーで田舎の親戚が猪狩りに使っていたものだそうです
犬を荷台に乗せるために運転席との間に鉄格子を付けていて、猟犬が幌をかじってしまって幌は一部ボロボロになっているとのこと
軍用色に塗られているとのことでした
この時点ではSJ30だと思っていました

もちろんもらうことに決定し、届けられたジムニーはSJ10FM最終型
なんと一番欲しかったモデルです

幌車で、マイナーチェンジ後のタレ目のフルメタルドアでした
幌が好きですが、幌ドアでは雨の日の視界が悪く、ドアだけはガラス窓が欲しかったのです
そして、フロントのデザインは後期型の方が好きでした(マニアには前期型の方が人気がある)

    

しかもオプションの純正ロールバー付です
純正ロールバーが付いているモデルは3点式シートベルトで安全性が高いのです。

一目見て気に入ってしまいました。

屋根付保管だったため程度もよく、錆びは少々ありましたが、床が抜けたりはしてませんでした
軍用色に塗られていたのではなく、純正のカラシ色でした(マスタードみたいな黄色)

    
この車はもったいなくてオフロードでは使いませんでした
幌はジムニー工房で純正幌中古品を1万5千円で譲っていただき、排気ガスの巻き込みも無くなり程度は上々です。

山中湖まで中央自動車道で持って行ったのですが、最高速はがんばってもメーター読み75キロ、登り坂道になるととたんに70以下に落ちます。

  

  

でも、幌車は雨の日に傘をさしている様な雨音がとても好きなんです
晴れた日のオープン走行は自然に溶け込めるような一体感があります。

SJ30に比べて幌の脱着は時間が掛かりましたね、でもキックアップルーフになっていて居住性が高められています

内装は作業車そのものでした

シートは固定
リクライニングもスライドも一切しません
リアシートは小さい対面式シートです、SJ30になって前向きになりましたが、レッグスペースを考えるとSJ10の方が便利でしたが衝突時の安全性は皆無ですね
クーラーは設定すらありません
ヒーターのみです
荷室のゲートを開けると乗り降りをしやすいように小さな折りたたみ式ステップが付いています
気の利いた装備ですが華奢なので壊れそうだし、これが無くても簡単に乗り降りできるので使いませんでした
車内はパネルもフロアも鉄板むき出しで車体と同色に塗られています

雨漏りもしますが、フロアのグロメットを外しておけば水が底から流れ落ちるように出来ているため問題ありませんでした。
入ってきた水は出せば良いんですね

また幌車はワイパーが上付きになっていてそれがデザイン上のワンポイントになって気に入っていました

そういった一つ一つがとても大きな魅力を持った車でした



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昭和55年型 スズキジムニーSJ10 FM 

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