野反湖キャンプ場からの登山 H11.7

これは以前、職場の先輩のお供をして野反湖キャンプ場から登山をしたお話

山好きの先輩たちは内輪で登山に行っていることを話していましたので、自然好きな私としては、今度機会があったら連れてって欲しいと打診していました。

そんなこともあって声がかかったのが先輩二人と野反湖キャンプ場から苗場方面にアタックするツアー

ちょうど奥さんのお腹に子供が出来て長崎の実家に帰省していたため、一人で暇だったわたしにはとてもありがたいお誘いでした。

私の車で野反湖まで行って、そこから登山開始
私は適当に行ける所まで行って途中で別れて車に引き返してそのまま帰り、先輩たちは苗場方面に行くと言うもの

野反湖から苗場山まで20キロ以上の山道をテント泊して2日掛かりで行くのは山慣れしてないものには辛かろうということでこうなりました。

先輩たちも野反湖まで車で行けるのはありがたいとも言っていました。

  

野反湖キャンプ場ではバンガローに泊まりました

6畳くらいのこんな部屋です。

  
  心霊写真じゃありません!わたしが長距離運転の疲れを癒しているとこ

山小屋みたいなバンガローは一応布団付きです
今でも4人までで一泊6千円だから4人で行けば一人1500円で泊まれますのでキャンプに超オススメです
300円でシャワーも使えます。
しっとりしたお布団が嫌な方は寝袋持参した方がいいかも

お手ごろ価格なせいか、シャコタンのヤンキーも集団で泊まりに来てて、夜中とかうるさかった...

以下の案内をクリックするとwebが出ます
  

先輩たちはどんな場所でもお酒が入らないと気がすまない性質なのでその日は酒盛りになりましたが、さすがに山男だけあって早く寝ることだけはきちんとしてます。

網戸がないので夜中明るくしてると虫がいっぱい入ってきますが先輩たちは一向に気にしません

わたし「虫が入ってくるから電気消して飲みましょうよー」
先輩 「暗いなー」 「まったく虫くらい..」


と言いつつきちんと消灯に協力してくれるやさしい先輩でした

翌朝は、早起きして出発です

  キャンプ場から登山口はすぐ
                      登山口でI先輩がはりきってます

   
            なだらかな山道が続きます                      野反湖があんなに遠くに見えます

このあたりでスズメバチの歓迎を受けます。
どうやら、このあたりに巣があるのでしょう
だいたい2mくらい離れたところで2mくらいの高さをホバリングしています。
見た感じはオオスズメバチっぽい

  
  写真はWIKIから、おっかなくて撮影不可

先輩は気にしなければ大丈夫とか言ってるけど....
聞こえないけどカチカチ音を出してるっぽい

スズメバチは巣に近づいてきた者に斥候がホバリングしてカチカチ音を出して警告、その警告を無視してやって来る者には、巣から集団で出てきて容赦なく総攻撃をかけてくることになってる

黒いものに反応するらしいけど今日は黒いズボンをはいてきた ヤバイ

日本国内で年間あたり熊に殺される人は一人いるかいないか、毒蛇は10人程度(マムシはほとんど無く、沖縄のハブの犠牲者がほとんど)、スズメバチに刺されて死ぬ人は30人以上

スズメバチは日本国内で最も危険な生物なんです


おっかないけど先輩たちはどんどん進んで行きます
とにかく私も進むしかありません

警戒飛行をするスズメバチを見ないようにして進みます

ところが、この警戒スズメバチが一匹だけでなく、50メートルくらい離れるとまた新手が出てくるのです...
まぁ何とか無事に進むことは出来ましたけど


  
天気も良く最高の景色が楽しめました、こんな川も流れています、橋が流された跡のようです

   
               水場まで付いたので休憩です

  
水場と言っても蛇口があるわけではありません、ただこうした沢が流れているだけです
本物の天然水です。
ここで水筒に水を補給します。


           水を補給して休憩後しばらく歩いて、堂岩山2051m頂上に到着

ここで、わたしは選択を迫られます。
ここで引き返すもよし、白砂山まで行くもよし

わたしとしては、まだお昼前なのでさらに先に進みたい気持ちもありましたが、行けば行くほど帰り道が遠くなるだけ
しかも、その後一人車で神奈川県まで帰らなくちゃいけないのでここで別れることにしました。

  
                I先輩とS先輩は苗場方面目指してさらに進みます

   
                  わたしは野反湖に引き返します

一人で歩くとちょっと心細くなります
この帰り道にはたくさんスズメバチがいるし...

スズメバチがいても、とにかく見ないように、刺激しないように  進みます

途中、蛇が進路を横切りびっくりさせてくれましたが、一回すべって転んだだけで怪我する事も無く無事キャンプ場が見えるところまで帰ってきました。

  
 人里が見えてくると安心します、わたしの愛車ブリザードも見えます、この坂はすべりやすく一回転びました

車まで戻ると、帰る準備を始めます
尻餅ついて汚れたズボンと汗だくのシャツを着替えて東京に向けて出発します。

まだ日が高いので、林道探索をしました
なんていう名前の林道かはわかりません

こうして今回の旅は終わりました
後は先輩たちと無事に会社で再会するのを祈るだけです



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