ビートルに乗っていた時も、車内がガソリン臭くて困りましたが、SJ30もガソリン臭さでは負けません(SJ10も)
SJ30FKは幌車で幌窓
フルオープンにしたときに窓枠が残らないのでフルオープンにしてフロントウィンドウを倒せばロールバー以外は上部構造がすべて無くなってしまうという四駆らしさを残した四駆です。
ちなみに純正ロールバーは転倒時に役に立ちません(ただの3点式のシートベルトアンカーです)
SJ30はクーラーの設定はありましたが、当時クーラーを付ける人は少なかったようで(ジムニー工房談)、案の定私のSJ30にもクーラーはありません
クーラーが無いことで、泥んこになったときに洗いやすいし、エンジン整備のときにじゃまな物が少ない分整備性が高められます。
幌車に乗った人は分かると思いますが、真夏に乗り込んだときに感じる熱が比較的少ないので、普通のバンほどクーラーの必要性はありません
さて、夏にエアコン無しのジムニーに乗ると当然窓を開けたくなります
エアコンが無いので当然暑い
幌のジムニーは後ろが開けられるようになっているため、ここを開けると風の通りが良さそうですね
しかも経年劣化で曇った窓よりもはるかに優れた後方視界が得られます
でもこれをやってはいけません。
2スト幌ジムニー乗りならみんな知ってると思いますが、これをやると巻き込んできた排ガスで車内が毒ガス地獄になります!
今時2スト自動車なんて日本人の記憶の遥か彼方に消えていて知らない人も多いかと思いますが、2ストエンジンは排ガスを浄化する触媒どころか、完全燃焼が構造上不可能でオイルを点火した未燃焼ガソリンを排気ガスに多く含んでます
そのガスが大量に車内に走行風で巻き込まれて入ってくるのです
スリップストリーム現象というやつです
これを防ぐ方法は!
屋根を完全に取り去る
でも日差しがきつい日中はツライ
そこで
ビキニトップなるものが売られているわけです
ビキニトップ
これがあると夏でも「涼しく」2ストジムニーライフをおくれます