歴代私の愛車たちの紹介 四駆編

平成元年型 トヨタブリザード SX5 

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ジムニーSJ30で四駆の面白さを知った僕は、日常足として使える格安四駆を探していました。

ヤフオクなんて無い当時、4x4マガジンの個人売買欄が僕の知っている格安車をゲットする方法でした。

毎月毎月見ていて、ジムニーの普通車仕様(ジムニー1300)が軽と比べて格段に安いことに気付き維持費を考えても普通車の方が得なんじゃないかなと思うようになりました。

求める性能は、7-9年落ちくらいで程度は良いもの、5ナンバーで5人乗り、クーラー付き、オープン車、大き過ぎない適度なサイズ、ある程度のオフロード性能でした

このころすでに新車でオープンに出来る四駆はジープとランクル70とμとエスクードのみ
オープン四駆は時代の流れに逆らえず淘汰されていくようすです

ここで、少し古い車ですがダイハツロッキーに興味が魅かれました。
ロッキーは取り外し式のハードトップで全部を外すのは大変な作業になりますが、運転席の上はタルガトップになっていて個別に外せます。

リアはリーフリジットですが前輪はコイルのストラットなので、走破性を多少犠牲にして乗り心地を良くしています

エンジンは1600のガソリンだからまぁサイズ的には問題ありません
また不人気車で中古価格も安いのが魅力です

毎月毎月ロッキーをチェックしていましたら、その兄貴分に当たるラガーという車も目に付いたので一応候補に入れておきました、ラガーにはトヨタブリザードと言う兄弟車が存在します。

サイズ的に5ナンバーだし前後リジットで走破性がロッキーより高いのでラガー・ブリザードの線も候補として探すようになりました
エンジンは2400ccディーゼルターボですが、ディーゼルは2000ccを超えても5ナンバーだったりします。
ターボはディーゼルに付き物なのでこの際目を瞑ることにしました。

そしてブリザードでそれなりに安いものが出たため問い合わせて購入に至ったわけです

SX5というグレードはブリザードの中では最高グレードでオーバードライブ付き5速ミッション(今では当たり前)が付いています。

タイヤはガレ場で威力を発揮するBFグッドリッチ、このサイクルキャリアで悲劇が...

燃費は高速と一般道と同じくらいで凡そ10キロくらい、しかも当時軽油はガソリンに比べて2割ほど安かったので対ジムニー比で二倍くらいの好燃費です
ディーゼルは圧縮比が高いためガソリン車に比べ燃費が良いのです。

乗り心地はトラックそのものですが、重量があるためジムニーよりはマシといったところでしょうか
フロントは垂直に近い平面ウィンドウで、ボディは角型平面構成、マニュアルフリーハブを持ち、フロントもリーフリジットサスペンションという、良い意味での四駆らしさを残す車でした。

この車は、林道探索に行ったり、山登りの移動基地として役に立ってくれました。
調子に乗って狭い道に入り、肥溜めに落ちた時も、すばらしい脱出性能を見せてくれました
牛の糞の臭いが付いてその後何回も洗車しました

遠出を何回も出来たのも燃料費がガソリンに比べかからなかったおかげです

この車は、子供が生まれてからしばらくまで乗りました。

ディーゼル車は得か損か?にも詳しく書きます

子供が出来ると、チャイルドシートを組み込みましたが、やはりリーフリジット車では振動も強く、子供の頭が左右に振られるのが気になりました。

家族から、振動で子供がバカになったらどうすんだ!とか、2ドアだと子供を乗せにくいとかディーゼルは地球に厳しいとか言われるようになり、その他ラジエターが振動で割れたりのトラブルもあって、ある程度の妥協点としてエスクードノマドを探すことになったのです。



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