伝説の100キロ林道求めて

四輪駆動車を買うとどうしてもその性能を試したくなります。

ところが悲しい現実として

日本国内には四駆の性能をフルに活かせる現実問題として場所がほとんどない...

残された貴重な未舗装林道は年々舗装されていっているのです
近場で楽しめた白銀林道も21世紀になってからはほとんど舗装されてしまった
こんな一日に車が2台か3台しか通らないような道をいったい誰が望んで税金を使って舗装するんだ!

と怒りたくなる気持ちはさておいて、現実として未舗装林道は日本から消えつつあるのです

そんなときにインターネットで誰が名付けたか「伝説の100キロ林道」という存在を知りました


これはすばらしい!
さっそく四駆仲間のT社長に連絡し100キロ林道に行くことに決定

この時のT社長の愛車はランドクルーザープラド、私はブリザードから買い換えたばかりのエスクードで出撃することになりました。


この通称100キロ林道とは群馬県の以下の林道をつなぎ合わせたもの
 ・小中新地林道
 ・倉見沢林道
 ・栗原川根利林道
 ・栗原川林道
 ・赤倉林道


季節は11月でした
関東の林道は12月になると冬季閉鎖されるため次の土曜日に行くことになりました。

スタート地点は国道120号線、吹き割りの滝手前にある「関東一のリンゴ園看板」です。

林道は情報どおり未舗装のまま延々と続きます

四駆仲間のT社長の昼食風景

インターネットで得た情報地図をプリントアウトしていったため迷うことなく林道を堪能できました。
12時を超えたため昼食時間とします

T社長は昼食時にビールが欠かせないため昼休みは昼寝の時間を含めて3時間くらい取ります
昼食はいつものように来る時に寄ったコンビニで買いこんできたカップ麺とお菓子やパンなど
T社長はさらにビールが加わります

昼休みをとった場所では、近くを猿の群れが通っていました
一応警戒しましたが、この辺の猿は人に近づいたりはしてこないようです
T社長は飲んだ後ぐっすり寝ていて猿に警戒している風にはまったく見えませんでした

この林道は比較的フラットで走りやすいのですが、落石もあるので油断できません
ブリザードに使っていたBFグッドリッチのオールテレーンはサイドの装甲が厚いためカットバーストの心配はありませんでしたが、エスクードには乗り心地と泥道性能と耐久性のバランスを考えて、雑誌などのレポートから選びに選んだファルケンランドエアATを使用していたためカットバーストに注意して走行していました。

T社長もランクル70プラドの時はBFグッドリッチATを履いていたためまったくパンクすることは無かったそうですが、ブリジストンデューラーATにしてから乗り心地と舗装路でのグリップは良くなった分、2本の新しいタイヤを林道でダメにしています。



どんどん林道を進んで行ったところ、ちょっと広くなったところに四駆の集団が屯していました。
さらに進むとすぐにがけ崩れによる行き止まりに遭遇
さっきの四駆軍団もここで先に進めなくなりとりあえず休憩していたわけでした



車から降りて様子を見ましたが、シャベルでの土木工事で何とかなるようなレベルじゃないと判断
時計も4時を回っていたため、ここはおとなしく引き返し、どこか適当な温泉に向かうことに決定

本日の林道探索は終了しました。

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